介護職はニーズが増え続けている仕事です。そのためか、業界未経験者や介護の資格が無くても働くことができます。力仕事が多く、体への負担が大きいなど大変な面もありますが、職場によっては子どもがいても働きやすく、仕事と家庭を両立させやすい職業と言えます。
介護職は出勤がシフトで決められており、場所によっては日勤のみで週に1日から2日、または2、3時間の短時間勤務などの募集もあります。そのため、パートで子どもが保育園や学校に行っている間に働くということも可能なのです。また、介護職では要介護者の入浴やトイレなどのお世話以外にも、施設での料理や掃除、洗濯といった家事の経験を活かせる仕事があるため、主婦でも始めやすいというメリットもあります。
ただし、家事や子どもの世話と介護職を両立させるには、職場選びが重要です。職場によっては夜勤や長時間勤務を求められることもありますし、残業で定時に帰れないということもあります。人手不足が深刻な業種ということもあり、残業を断れなかったり、急な休みが取れなかったりということも考えられます。
また、介護職の給与は資格の有無や勤務年数によって変わりますが、給与の割に仕事が大変という声もあります。(ただ、現在も介護職の待遇改善の動きはあるため、将来的には給与アップが見込まれています。)
介護職は職場の選択さえ上手くいけば、働きながら資格を取得したり、より良い待遇の施設へ移動したりがしやすい業界です。仕事と家庭を両立しながらステップアップできるのは魅力といえます。